今回は、ジョーマローン(Jo Malone) の イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ
をレビューします。
落ち着いていて、洗練された、知性を感じるマニッシュな香りだと思います。
名前に「ヘーゼルナッツ」が入っているので、ナッツのような香りがするのかな?と思っていたのですが、全然予想と違う香りでびっくりしました。
実際に使ってみた感想を書きます。

どんな香り?
爽やかな森林 の香りです。
木というよりは、森林全体をイメージさせるような香りです。
プッシュして初めの数分は、清々しくスパイシーでグリーンな香りがします。
レモンの皮をぎゅっと絞ったような酸味のあるシトラス感と、どこかお線香のような落ち着きのある香りも感じます。
このトップノートがとてもクセになり、私は大好きです。
プッシュすると、一瞬で鬱蒼とした森の奥深くへと連れていかれます。

数分でスパイシーさが抜けてきて、だんだんと木自体の香りが出てきます。
それでもグリーン感や森林感は維持したままです。
甘さはほぼありません。
スーッとしたウッディさのある香りが出てきますが、ウッディというよりはグリーンのほうが勝つような感じです。
そのまま時間が経過すると、ラストはムスクっぽい香りが前に出てきます。
私が肌載せすると、このムスクが綺麗に香らず、若干モワッとしてしまいます…。
なので、肌載せせずに、ルームフレグランス的に使うことも多いです。
とても落ち着いた気分になれるので、ルームフレグランス用途にもおすすめです。
香り持ちについては、手持ちの香水の中ではかなり良い方です。
ワンプッシュでかなり持つので、なかなか減りません。
私が今まで試したジョーマローンの香水の中ではダントツで香り持ちが良いです。
こんな人におすすめ
「森林」(not 木)の香りを探している人
木ではなく、グリーンな「森林」の香りを探している人にはおすすめです。
メゾンルイマリーの No.9 ヴァレ・ドゥ・フェルネ自然公園 や No.12 ブスヴァルの夏あたりが好きな人にはハマるんじゃないかと思います。
これらより、イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツのほうが重厚でより鬱蒼とした森林のイメージを持ちました。
逆に木の香りを探している人は、ディプティックのタムダオの方がイメージに近いと思います。
タムダオのレビュー記事はこちら
マニッシュな香りを探している人
ユニセックスに使えると思いますが、甘さはなく、落ち着いていて、洗練されたグリーンな香りで、どちらかというとマスキュリンな、マニッシュな香りです。
落ち着いた、静かな、深みのある香りで、アクティブさとは真反対のイメージです。
落ち着きのある、男性寄りな香りを探している人にはおすすめです。
ここに注意
ワンプッシュでかなり香る
上半身につけると、かなり強く感じます。
香りが強くないかな?と心配になるので、空間にプッシュしてくぐる、下半身につける、一度コットンにプッシュしてから肌に載せるなど、私は工夫しています。
酸味とムスキーさが人によっては合わない可能性がある
酸味が結構最後まで残るので、これが気になる人は注意です。
また、私のように、この香水に使われているムスクっぽい香りとの相性が悪い人はムスクがモワッとしてしまう可能性があります。
まとめ
ジョーマローン(Jo Malone) の イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ をレビューしてみました。
グリーンで爽やかな森林のようなマニッシュな香りです。
少しでも参考になれば幸いです!
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